2013年06月06日

GO / 金城一紀

GO 角川文庫 / 金城一紀 【文庫】

GO 角川文庫 / 金城一紀 【文庫】
価格:460円(税込、送料別)



大好きな映画の一つ。その原作。
なるほど面白い。
国籍の問題に真正面からぶつかってえぐり取った名作。

青春小説であり、恋愛小説であり、人権小説であり。
いろんな要素をふんだんに含んでいるのに、全然スッキリまとまっていて読みやすい。
痛快な内容だけど、深く考えさせられる。

飽くなき本への探求。
極上の刺激。
まだまだ出会っていない未知の本との邂逅。
楽しみは尽きないんだな。


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2013年06月13日

分身/東野圭吾

【送料無料】分身 [ 東野圭吾 ]

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価格:730円(税込、送料込)



オチについては、え?それで終わり?的な感覚が拭えないけど、内容としては申し分なし。
東野圭吾らしい名作。
ネタ元の発想もさることながら、それを紡ぎ合わせて行く謎解きの展開が素晴らしい。
一気に読めてしまう。

ファンタジーと現実のギリギリをリアリティたっぷりに描き切った感じが良かった。
ヘタすると「そりゃないわぁ」と言いたくなるくらいの設定なはずなのに、
そう感じさせないのが東野圭吾流ってところかな。

良作。

余談だけど、幻夜も読んでみたくなった。


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2013年06月20日

天職/秋元康

天職 朝日新書 / 秋元康 【新書】

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価格:798円(税込、送料別)



放送作家で作詞家の秋元康氏と、人気放送作家鈴木おさむ氏の対談記録。

これはかなり面白い。

結局なんでも好きな事をやり続けた人の勝ちってことなんだけど、
その「勝ち」の「価値」にまで踏み込んだ内容なのが面白い。

秋元氏は、「やりたい仕事は待っていればやってくる」とのべ、
鈴木氏は、「やりたい仕事のここぞという時には手をあげる」と語る。

両者のスタンスは微妙にちがうのかと思いきや、
「結局成功なんて98%が運」
という考えは合致している。

外野は「それは才能がある人が言う台詞じゃん」なんて言いたくなるかもしれないけど、それは違うと思う。

むしろ、才能の無い人程「運」が必要になるのだから。

そして、ここからは自己解釈でしかないけど、「運」を自分のもとに運んでくるためには何が必要か?

一つは不断の努力。
いつ運が転がり込んでくるかわからないのに、爪を研いでいないなんて具の骨頂。

もう一つは人脈。
自分のステージより上に行くには、上のステージの人からの紹介状が必要なのだ。

これに関しては本著で両氏が口を揃える。
「人脈を作るための人脈作りなんて何の意味もない」と。
必要なときに必要なひとと巡り会うのが人脈なのだ。
ただ闇雲に人と知り合うことを人脈づくりとは言わないのだと。
全く以て同感。

あとは終わりなきビジョン。
自分の目指す先を常に意識し続けること。
それに挑み続ける事。
それが叶って終わりではなく、叶ったら次のビジョンに向けて走り出すのだ。

それが、成功者たる所以なのだ。

終わりなきビジョンはあのホリエモンも、スティーブ・ジョブズも、同様のことを言っている。

目指す場所が無くなったとき、人は老け年老いるのだ、と。

今後の仕事に対するモチベーションを引き上げてくれる良書。
また折に触れて読みたいと思う。


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2013年06月27日

親指の恋人/石田衣良

【送料無料】親指の恋人 [ 石田衣良 ]

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価格:580円(税込、送料込)



最近レビューばっかり(笑)

親指の恋人は、石田衣良が描く現代版ロミオとジュリエット。

べたべたで使い古された物語なのに、石田さんが書くと瑞々しく、真新しい物語に見えて来るからホント不思議。

石田さんの描く物語は鮮度が高い。
それは、現代のそのエッジに氏の感心が高いからなんだろうけど、なかなかそれを意識して書き続けられるものでもないだろうからスゴイ。

格差はいろんな石田作品の中で取り上げられるテーマだ。

このテーマはいついかなる時代においても実は普遍的であり、先鋭的でもある。
研ぎすまされた感性から紡ぎ出させるセンスの固まりのような言葉たち。
リアリティに満ちた世界観。
息づかいさえも聞こえそうな台詞の応酬。

昔から石田さんの作品は好きだけど、好きだからこそ、面白いと思える作品とそうでもない作品の差を大きく感じる。
そう言う意味では、この作品は素晴らしい。

平々凡々とした設定と展開で一気に最後まで読ませる筆力もさることながら、
主人公の虚無感に引きずられた世界描写が圧倒的なまでに心に響く。

どこかで乾いた世界を体験したことがある人間なら、思わず引き込まれること請け合いだ。

最近は良書に出会う確立が高い。
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