2015年03月02日

業務日誌〜2015.2月〜



2月も怒涛の勢いで過ぎ去り、早くも2015年の6分の1が終了。
年をとるごとに月日の流れが早く感じるというのは本当に例えでもなんでもなく、事実なのだと再認識する今日この頃。

さて、2月は小さいけどかなり急ぎの案件がちょこちょこ飛び込んできた印象。

どの案件にも迅速に対応出来たことは良かったと思う。

一方で、反省すべきはそれを快く受けられなかったというところ。
正直、納期までの時間があまりに短かったり、予算があまりに少なく、もはや子供のお使いかと悩むようなレベルの仕事が多かった。
しかし、そうした案件でも心から全力を尽くそうとするのと、取り急ぎ対応するのではクオリティに違いが出るだろう。
今回はデザイン案件ばかりだったから、作業をするのはデザイナーさんだけど、窓口となってそれを仲介するディレクターとして、もっと心地よく仕事を受けるべきだった。
わかっていてもなかなかそれが出来ないものだから、余計意識しておかないと。

急な依頼に対して、対応が後手にならないように常に新しいアイディアを持っておくこと。
経験が必要な部分もあるだろうけど、なるべく先回りして準備出来るようにする。
少なくともその意識はもっておく。

あと、これは重要なことだけど、個人的にまだ、動画制作に比べてWeb制作の喜びを知らなすぎる。
だから新しいこと、難しいことが課題として現れた場合、そこに怯んでしまう。
それではダメだ。

新しい仕事、新しい技術、新しい分野、新しい企画。
それは不得意なのではなく、やったことがないから腰が想重いだけ。
今出来ないから尻込みするのだ。
出来ることなら何のストレスもないのだ。
だってやったことがないのだもの。

イヤだな、苦手だな、めんどくさいな。
そう思う案件はすべて自分が成長するための糧。

感謝して受け入れ、自分の成長を喜ぶこと。

頭ではわかっていても心で拒否しがちなこの部分は今後しっかり意識しておこう。

さぁ、3月が始まる!




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2015年03月03日

書いて生きていく プロ文章論 / 上阪 徹



ボクには、今の業界に転職してから、常に心がけている3つのスキルアップがある。
ひとつは動画制作能力の向上。
ふたつめはWebディレクション能力の向上。
そして3つめにライティング能力の向上。

動画制作能力は、以前のテレビ番組を作っていたときの経験をより研ぎ澄ましていく。
Webディレクション能力はこの世界に入ることで必要となったので新しく学ぶ必要がある。

この2つの能力を伸ばすのは当然として、もう一つ、何がなんでもレベルアップしたいと思っているのがライティングスキルだ。

このスキルはすべての仕事の要ともいうべきものだと思う。
言うなら、クリエイティブにおいてライティングを必要としない場面はない。
企画書1枚、台本や脚本、キャッチコピーの一つだってすべては文字を並べる「ライティング」だ。

ただ、その能力は普段でいうともともと身についているとされていて、
コピータイターや小説家、ライターになるのならともかく、
ディレクターという立場でわざわざ学ぶなんて考える人は少ないかもしれない。

でも、それではどこかで限界がくると思っていた。
なにしろ小学生の頃に習った句読点の使い方や段落、起承転結ではとうてい補えないスキルが必要なのにも関わらず、それを学ぶ機会はずっとないのだから。

ボクらの仕事はクリエイティブな成果物よりも前に、ほどんどの仕事で企画・提案が必要となる。
クライアントが安心、納得してくれないと制作にすらたどり着けない。
どんなに素晴らしいアイディアも、競合他社にプレゼンで破れたらそれは何もしていないのと同じなのだ。

そう思うようになってからは、出来るだけ意識的に「文章を書くための技術」を学ぼうと思っていた。
そんななかで出会えたこの本は、今の自分が求めるものにベストマッチした名著だったと思う。

この本の最も秀逸な一言は、「文章はひねりだすものではなく、事実を積み上げるものだ」に尽きると思う。

実はこれ、テレビのディレクター時代にナレーションを書くとき、必ずと言っていいほどプロデューサーに言われた言葉と重なる。
どんなに美しい言葉を積み重ねても、事実の紹介にまさる感動はない。ということだ。

主人公は胸が張り裂けそうな思いをした。

と、書くよりも、頬を伝う涙を映した方が強い。

それだけのことなのだ。

でも、それを理解して文字にするのは本当に難しい。

大事なことは、「何を書くのか」もそうだけど「誰が読むのか」。
実はこれは意外と意識出来ていないことが多い。
読み手を意識した内容になっているかどうかがライティングの肝なのだ。

この重要事項を踏まえた上で、実践できそうなスキルがあったので列記しておこう。

@書きたいことを箇条書きにして、その内容をグループワケする。
A冒頭に一番インパクトある内容のグループを持ってくる
Bそれ以降、他のグループを書くべき順番に並べる
C〆のコメントを考える

これだけで構成された文章となり、読みやすさが格段に上がるということだ。
なるほど。
言われたら当たりまえなんだけど、正直面倒でそこまでやっていない。
Blogなら当然として、企画書レベルになれば頭の中ではやっている。
では、これをするのとしないのの線引はどこにあるのだろう?

そう思うと不思議だ。

これからはどんな文章でも意識してやるようにしよう。
習慣になるまで続けることができたらレベルが一つ上がるかもしれない。

あとは細かいスキル。
@形容詞はなるべく使わず、数字や事実に置き換える。
例:「すごく寒い」ではなく「温度計はマイナス5度を示していた」「スキー用の手袋をしていてもかじかむほどの寒さ」など。

Aまた、さらに、ではなく、しかし、でも、など「順接」ではなく、「逆説」をつかう。


なるほど、真似できそうなことは多い。
ただ、正直この筆者の最もすごいところはこうした小手先の技術ではなく、その取材に至る準備と、取材後の原稿制作への意識の強さだ。

これはなかなか文章を読んだだけでは身につかないかもしれない。

だからと言って何もしなければ変わらない。
まずは真似のできるところから。
そうした小さな意識の変化が明日の変化を作り、未来を変えるのだろう。

やらない理由なんてひとつもないのだ。
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2015年03月04日

ジャッジ

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期待しないで入った定食屋で、大好物だらけの極上のフルコースが出てきた。
そんな感覚だった。
ちょっと笑えればいいくらいのB級コメディだと思って見たのだけど、最高級のエンターテイメント映画だったから。

ちょうど、自分の置かれている現状と重なるものがあったから、というのも理由の一つだろう。

クライアントの無茶ぶりで、せっかくのクリエイティブな作品がクソみたいな出来になってしまう。
そのつかみだけで十分ひかれるものだったけど、そこからさらなる無理難題が主人公を襲うのだ。
クソみたいなCMを世界の名だたるCMコンテストで優勝させること。
出来なければ会社はクビだ。

その主人公は決して切れものでも、仕事ができるタイプでもない。
むしろどちらかと言うとドン臭く、何もしてなくても貧乏くじを引くタイプ。
しかし、まっすぐで、自分の信念を持ち、そして揺るがない。

その真摯な態度がやがて周囲のコネと権力にまみれたCM選考委員たちの腐敗した空気を変えていく・・・

その過程がまた痛快なのだ。

ペン回しや片言の英語、そして、その姿を見てほっておけなくなり、つい力を貸してしまうヒロイン。

配役も完璧だった。
胡散臭いくせにデキル男に豊川悦司。
伝説のクリエイターにリリー・フランキー。

玉山鉄二の使い捨て感も贅沢この上ないし、北川景子はこの手のつんつん系キャラを演じさせると抜群の安定感を放つ。
そして主人公の平凡ちょい下の男は妻夫木聡の守備範囲どまん中で間違いない。

キャストだけでなく、脚本も非常に良かった。
様々な伏線が絶妙に回収されていくストーリー展開は見事の一言。

さらに映像の展開、つなぎも軽妙で、演出的にも素晴らしい。
(多少強引にカットされているシーンがあるとは思うけど)

最後まで笑いっぱなしだったけど、この映画のテーマは本当に深い。

途中、主人公が片言の英語で語る。
「私はここに世界で一番美味しい物を食べにきました。」

そうなのだ。
クリエイティブとは本来そういうものであるべきなのだ。

デザイナーが作り上げた最上のデザイン。
それをクライアントの無知で汚し、コネや根回しありきの政治で大賞を決めるべきではないのだ。

あたなはレストランで出されたスープに自ら塩を入れるだろうか?

「私はここに世界で一番美味しい物を食べにきました。」

ものすごく深い言葉だ。

ただ、一方で真逆ではあるけど、一つだけ忘れてはいけない考え方もある。

他人がデザインに口を出す余地があるレベルでしかない。
ということ。

ぐうの音も出ない完璧なものを作れたら、誰にもそんなことを言わせやしない。

「これが、世界で一番美味しい物です。」

ってことだ。
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2015年03月08日

こんな僕でも社長になれた/家入一真

こんな僕でも社長になれた 新装版

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「逃げることは悪いことではない」
それは家入一真さんが行き着いた、彼ならではの答えだ。

ひきこもりから社長へ。
世間はそれだけのフレーズで面白おかしく人の人生を語る。
でも、本当に伝えたいことはその裏側や生い立ちというバックグラウンドにあるのだ。

社長になることは目的ではなく、手段。
そう思わずにはいられないだけの半生がこの本には記されている。

人の生き様から何を学ぶのか。

家入一真さんがプログラミングや山田かまちから何かを得、それをアウトプットしたように、
いまもひきこもりから動け出せない人のひとりでも多くが、この本によって一歩を踏み出す勇気が持てたらいいと思う。

思っていた展開の本ではなかったが、間違いなく名著。
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2015年03月14日

ボルダリングに挑戦してみた。



なんでわざわざ人工の壁を登るの?

と言われたら元も子もない。

ただ、スポーツとは元来そういうものだ。

なんで全力で走るの?

なんでこのバーを飛ぶの?

なんで投げたボールを打ち返すの?

なんでボールをひたすら蹴るの?


そんな単純な動きでも、楽しいと感じるからスポーツとして成り立つわけだ。

だから、ただ壁を登るだけ、のこの種目も、やってみれば面白い。

ちなみに、ボルダリングにはもともと興味はあったんだけど、まさか地元にそんな施設があるとは思わなかった。

壁にある出っ張りを使って、ただ登るだけならそう難しくないんだろうけど、そこはスポーツ。
やっぱりルールがある。

同じ色の出っ張りしか手をついちゃダメ、とか。
上級になると足の動きも制限される。

もちろん、自重を支えるから筋肉もいる。

最初は筋力で無理やり登っていたけど、後半になると思うように腕が上がらず、
そこはバランスだったり、ルート選択の戦略だったりと、いろいろクリアするための要素が必要になる。

なるほど、面白い。

とは言え、毎日毎週通うほどでもなく、まぁ数ヶ月に一回、気が向いた時に行けばいいか、という結論に。

なんにせよ、毎週定期的にスポーツをしたいという思いは強い。
(今年の目標でもある)

そんな訳で、次は学生以来、久しぶりにテニスをしてみようと思う。
スポーツ用品店で相方さんのテニスラケットも購入し、次の休みを待つ。

横乗りを別にすれば、基本的にスポーツのなかでも球技が好き。
早くも週末が楽しみだ。
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2015年03月15日

さよならドビュッシー



もし、あなたがうどん屋に入って、きつねうどんを頼んだとする。
そこに出てきたのが青椒肉絲だったらどう思う?

「いや、いや、いや、コレちゃうし・・・」

期待していたもの、望んでいたものと違った。
それゆえに人は怒ったり、落胆したりするのだ。

この映画はまさにそんな映画だった。

原作は「このミステリーがすごい大賞」を受賞した名作。
そりゃ誰もがミステリーを味わいたくて見る。
当然だ。

だが、その期待は見事に裏切られる。

もちろん、いい意味ではなくて・・・

(このあとはガッツリとネタバレ書きますのでご注意を)





そもそも、火事で二人の同じ年の女の子が入れ替わるという発想は悪くない。
描き方を工夫すればかなり面白いドラマになりそうな予感がある。
原作はそういった意味で面白いのかもしれない。

しかし、映画は主人公が目をさました瞬間から、「あれ?これ入れ替わってね?」感が満載。

それでも、その後に続く、さらなる謎が秀逸ならいい。

おお、なるほどそうきたか。
そうか、遺産相続にはそんな隠し理由が!
だから姉夫婦は失踪して、娘一人がこの屋敷に残されたんだね。
ああ、だったらこの犯人は屋敷に火をつけるよね!

そんな展開を期待しているのだ。

ところが、そんなミステリー好きの初歩ともいうべき期待はものの見事に裏切られ続ける。
悪い方へ。

まず、屋敷で起こる不可解な事件の真相は「犯人の自白」という最もしょぼい形で幕を下ろす。

は?

え?

いや、いや、いや、あるよね?
このあとあるよね?
大どんでん返しのための布石だよね?

うん。

ない。

何もない。

そのままエンディングへ。

ええ〜!?

もはやびっくりして笑うしかない。

探偵役っぽいピアニストは何やっとるんじゃい!
意味深な刑事の発言はまったく回収されんのかい!
つか、医者の意味深なアップの表情とか必要やったんかい!

この時点で突っ込みどころ満載。


さらに、母親の事故の種明かし。

これも「ただの事故」。

ええ!?おいおいおい・・・うそでしょ?

ちょちょ、ちょっと待て、ちょっと待ってよ、オニィさん!?

何その展開!?
作者素人か?

事故にみせかけて、遺産相続にかかわらないひとが狙われたところがポイントなんじゃないの?
実はそこに驚愕の事実が・・・

ない。

何もない。

そのままエンディングへ。

アホか!

おかげで、20億を超える遺産相続を設定した必要性もなければ、屋敷が全焼するほどの火事になる理由もない。
姉夫婦の失踪もリアルに失踪でそのままほったらかし。
火事も偶然。

とにかくなにもない。

まったく中身がない。

これでミステリーって言えるの?

どこが「このミステリーがすごい大賞」なの!?

あ、逆に?

逆に、ある意味、そういう意味で、このミステリーがすごいってこと?????

んなわけあるかい!



これはピアノを頑張り、友の死を受け入れ、その友のために必死の努力で事故後の紹介を乗り越え、プロのピアニストを目指す少女の青春物語です。
入れ替わったのは、たまたまです。

残念。

つうか、誇大広告?

クソみたいな映画でした。

逆に記憶に残ったけどね。
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2015年03月21日

しゃにむにGo!001 〜15年ぶりのテニスラケット〜



ラケットを握るのは15年ぶりくらいだった。

オーストラリアに留学していたころ、良くクラスメイトと教室を抜け出してテニスをしていたのがつい昨日のことのように感じる。
年をとったなぁ・・・笑

継続的なスポーツを毎週何かしたいと思っていた。

正直、マラソンはもうこりごり。

たまに10キロ走るくらいならまだ良いが、20キロも30キロも走って、ヒザが痛くなるのが本当に嫌なのだ。

ゴルフはやっぱり平日に行く方が安いし、人も少ない。

サーフィンやスノボはまたいつか再開したいけど、ウェットスーツもスノーボードも地元に引っ越すときに手放してしまったから、再開するにはそれなりの覚悟が必要だ。
そうなれば車だって欲しい。

そんなわけで、チョイスしたのがテニスだった。
学生時代に少しだけかじったことがあるし、相方さんも興味を示したのが大きかった。

そんなわけで、まずは手始めにラケットをもって近所の広場に行ってみる。

そこでラリーを少々。

テニスボールがラケットの中央にあたり、小気味良く弾ける感覚が気持ちいい。

ボールをひろうために前後左右への動きまわるし、これはけっこうな運動だ。

まだ手始め、といったところだけど、手応えは上々。

さっそくテニス教室を探して4月から通ってみることにした。

さてさて、どれほど上達出来るか。
なかなか楽しみな趣味になりそうだ。

そんなわけで、テニス上達記録を書いていく。
ほんと、多趣味だと自分でも思うわ。笑

ちなみに、「しゃにむにGo」は昔読んだテニス漫画のタイトル。
(たぶん合ってると思う)

あれくらいガンガン上達できたら楽しいだろうな。

と、思いつつ。

ついでにいうなら、カテゴリ名の「Baby steps」はマガジンに連載中のテニス漫画のタイトル。
まずは漫画喫茶に通うところから始めようかな。

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2015年03月22日

小さいおうち



うーん、邦画だね。

見終わった瞬間に浮かぶ感想としてはそんなところだ。

ただ、それは上質な方の邦画だ。

さすが山田洋次監督、と言ってしまえばそれまでかもしれないが、
なんてことのないストーリーを最後まで見せ切るその技量はやはり演出力だろう。

時として、「ほら、この間がセンスでしょ?」と言わんばかりの邦画かぶれな昨日に出会って辟易することが少なくないが、
そのあたりのいやらしさを全く感じることなく間や素を含めて堪能出来るのが巨匠の証かもしれない。

邦画かぶれが誰とは言わないが、まぁ、例えるなら「人のセックスを笑うな」の監督とか、ね。

話を戻そう。

映画には、本来クライマックスがあり、そこに行き着くまでに物語と登場人物があって、だからエンディングを心地よく(時にはバッドエンドで心おだやかではなく)迎えられる。
その心に引っかかる傷跡こそが、映画のおもしろさ、ということが多い。

ただ、この作品にはそのクライマックスがない。
(実際はあるのだろうけど、ボクはそう感じなかった)

亡くなった祖母の過去をひもとくことで垣間見える戦前戦後の昭和の空気と、そこに息づく「本当にいたんだろうな」と思わせるリアルな人間描写だけが刻々と続くのだ。

でも、飽きない。

全然つまらなくない。

これはすごいことだ。

どんなアクション映画でも、ある種の退屈を帯びる瞬間は少なくない。
というか、すべてを緊張でうめつくすことなど到底ムリなのだ。

でも、この映画にはそれがある。

全編を通して、程よい、だけどリアルな緊張感がずっとある。

感服いたしました。
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2015年03月23日

アシンメトリー /飛鳥井千砂



久しぶりに恋愛小説を手にとった。

数年前に買って、そのままになっていた文庫本を今更ながらに開いたのは、最近ちょっとビジネス本ばかり読んでいた反動もあるかもしれない。
もちろん、小ぶりな文庫本サイズなので、出張のお供に調度良かったってのもある。

タイトルはアシンメトリー。
直訳すると「非対称」。

4人の登場人物、それぞれの視点で紡ぎだされる、歪な愛のカタチ。
その物語。

正直、最初はあくびが出る展開に少し興ざめした。
結婚至上主義のOLのただの婚活ラブストーリーなのかと思ったからだ。

でも、視点がかわり、ストーリーが展開し、少しずつ謎が深まり、人間関係が濃くなっていくにしたがって、その面白さも濃度を増していく。

結婚を夢見る、一般的に「ごく普通」と言われるのOL。
一般的に言われる、「ごく普通」ではないことが「普通」だとして生きてきた女。
人気者で、もっとも「普通」なはずなのに、この世界から弾かれることを怯えながら生きてきた男。
女性を愛することが出来ないセクシャルマイノリティの男性。

それぞれの思い、恋、結婚、人間関係が複雑に絡み合い、ストーリーはどんどん熟成されていく。

「普通」であることの定義。

16年越しの想い。

結婚することと、そばにいることの違い。

受け入れ、許すこと、許されること。

その濃縮された物語に、いっきに引き込まれていった。

本来、人と人との結びつきは、言葉や常識の定義ではおさめることが出来ない。

昨今盛んに議論される同性婚だってそうだ。
無理に型にハメ、書類に押し込むからおかしなことになる。
大事なのは当人同士の想いだろうに。

そういう意味では、この物語の完成度は恐ろしく高い。
描かれたストーリーは、まるで今の時代を先どるかのような感度だから。

恋愛に限らず、すべての人間関係に悩み、社会に閉塞感を感じ、
いま生きる世界から弾きだされそうだと感じた人は一度読んでみて欲しい。

もしかしたら、本当に大切なものが、見つかるかもしれない。
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2015年03月24日

横道世之介



なんだこの映画は!?
という感想以外、すぐには出てこなかった。

横道世之介の青春時代を振り返る物語なんだけど、正直どこをどう楽しんで良いのかわからないのだ。

古き良き日本の不思議の国のアリスか?

原作を読んでいたらもう少し深みとかがわかるのかもしれないけど、映画だけではなんとも・・・
キャストはすごく豪華で良いんだけとなぁ。

ネットでの評判は上々のようで、160分の長さもまったく長く感じない。なんて書き込みがあったけど、正直無理。
だらだら長い印象で、倍速にして調度良かった。
第二回日本映画ってこれでしょ?大賞にエントリーしたいところ。

80年代がメインってところも共感出来なかったポイントかも。
その時代が青春どまんなかの人ならもしかしたら、かな。

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2015年03月25日

2015年1〜3月期ドラマレビュー/今クール低調の理由は”不自然なストーリー展開”による違和感でしょ?

3月もいよいよ終わろうとしている。
今年に入ってからはテレビもそれなりに意識して見ていこうと決めていたので、1クール終了を受けて感想などを書いてみたい。

正直、今クールのドラマはかなり低調だったと思う。
視聴率だけですべては語れないけれど、個人的にはやっぱり数字が表す事実もあると思う。

全体低調の原因を一言で言うのは難しいけど、やっぱり基本的には”不自然なストーリー展開”による違和感が最大の理由ではないかと思っている。

そのあたりをふまえ、今クールみたドラマをレビューしてみたい。

まず、個人的にぶっちぎりで面白かったと感じたのが「ゴーストライター」。



予想の半歩先を行くストーリー展開と、しっかりとしたヒューマンドラマ、そこにバツグンの味付けを施すサスペンス要素と、充実の内容だった。
唯一、どっちらけたのは「旅行先の理由なき火事」くらい。
いや、あれはないよ。
せめて息子が火を着けた、くらいの展開が欲しかった。
あと、ゴーストライターの存在を自分でぶっちゃけたときは「おいおい、どうした?それはないだろ?」と不信感を帯びたけど、ラストまでの展開で相殺された。
なるほど、これはいい。
ボクの中では間違いなく今クールナンバー・ワン。

そして、ゴーストライターが東の横綱なら、並び立つ西の横綱は「デート」。



第一話のぶっとんがキャラクター設定にやられ、そのままの勢いで行くのかとおもいきや、途中でちょいちょいいい話をいれこみつつ、やはり最終的にはぶっとんだキャラで押し切られた。
これはおおいに笑った。
出演者も素晴らしかった。
いい話と笑いどころのバランスもバツグン。

さて、この2作品以外はホント、残念としか言いようがない展開。

まず、◯◯妻。



なぜ、最後に主人公を死なせる必要があった?
死は残された人を絶望に追い込み、それでもそこから立ち上がるところにドラマがあり、希望がある。
バッドエンドを否定する気はさらさら無いが、あれでは中途半端もいいところ。
ドラマチックにしようとしすぎて失敗した典型的ダメエンディングでしょ。
途中までは悪くなかったのに、最後の最後で違和感半端ない。
この不完全燃焼感満載のDVDを欲しがる人がいるのだろうか?

続いてウロボロス。



全体的なテイストは好きだった。
旬のイケメン俳優に加え、脇を固める俳優陣も個性あるベテラン、強者ぞろい。
悪を追い詰める展開は見ていて気持ちがいい。

ただ、謎というかミステリーの薄さが残念。
もっと重厚に描けたらスゴい作品になっただろうに。
あと、怪我したイクオが覚醒してめちゃくちゃ強い設定は必要だったのだろうか?
結局1回しかないご都合設定感がものすごく気持ち悪い。

最後は人が死にすぎ。
正直、最終回は途中で居眠りしちゃったんだけどね・・・
せっかくの名優陣に脚本がついていけなかったパターンかな。

ラストで失速したのは「問題のあるレストラン」も同じ。



ラスボスであるセクハラ社長をスキャンダルごときで制裁しちゃダメでしょう?
そこはレストランとして真っ向勝負して勝たないと。
反省もしてなかったし、そのあたりのすっきり感ゼロ。

レストラン閉鎖の理由も意味不明。
結局何がしたかったのか????
オサレなカフェで働くことに憧れるオサレ擬態女子のツボなのか?

物語として違和感だらけ。
基本的にストーリー成立してなくないですか?
この脚本家は「最高の離婚」がめちゃくちゃおもしろかっただけに本当に残念。

次回作に期待。

他にもちょいちょいみてはいるけど、全体的に残念なドラマが多すぎた。
あと、全体的に女性向けな内容が多かったな。
「問題のあるレストラン」もそうだけど、「残念な夫」とか「だから荒野」とかも女性目線共感型。
そういう意味では男性目線から面白いと思える作品が少なかったのも無理はないかもしれない。

だいたい面白いクールとそうでないクールが交互に来る印象があるから来期に期待です。




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2015年03月26日

半落ち



この物語はすごい。
人間心理の機微と裏を少しずつ紐解きながら、善人による殺意なき殺人を見事に描き切っている。
実際に見たのは映画版ではなく、椎名桔平主演のドラマ版なのだけど、やっぱりすごいのだ。

もともと原作は10年くらい前に読んでいたけど、細かい設定や最後まで半落ちだった肝となる理由は思い出せないで見ていた。
だから余計に楽しめたというのもある。

笑えて楽しいだけがエンターテイメントではない。
心にゆっくりと、でも暖かく染みこんでくるこうした心理ミステリー的作品も極上のエンターテイメントだ。

人の心を描くミステリーに限界は無いんだろうな。
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2015年03月27日

しゃにむにGo! 002 & 003 



なかなかいい壁って無いんですよね。
坂道だったり、車の通りが多かったり、人の家の壁だったりで。

どこかで壁打ちの練習でも出来ないかと歩きまわるも、残念ながらベストプレイスを見つけることは出来ず。
近所の球場の壁が今のところ一番いい。
でも、坂道なので常に捻挫の恐怖とボールロストの危機感を感じつつ。
さらに車がやってきた日にはもうどうしようもないって感じ。

やっぱりちゃんとテニス出来るところを探さなくちゃなぁ。

そんなワケで公園でラリーをしてこの日は終了。

んで翌日。

ついにテニスコートデビューを果たすことに!
コートの利用料はなんと2時間200円。

安!

しかも受付の空き缶に放り込むというなんともアナログなもの。
昭和かここは!?

とは言え、やっぱりコートはそれだけで雰囲気が違う。
ネットの高さやコートの広さは公園では体感出来ないから。

さて、4月からはちょっとテニス教室でもさがしてみようかと。

やっぱり定期的な運動は良いですね。

来週も晴れるといいな。
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2015年03月29日

「捨てる」で仕事はうまくいく



最近、整理系のビジネス書が好きで良く読むようになった。
もともと仕事をいかに効率的にこなすか、お考えるのは好きだったけど、意識して実践するようになったのは佐藤可士和さんの「超整理術」を読んでからだと思う。

空間の整理は思考の整理につながる。
仕事ツールの整理は実行の整理につながる。
いろんなものを整理することで、合理的に時間を生み出し、仕事の幅が広がるのだ。
整理することで、仕事効率は確実に上がる。
これは体感すればすぐに分かる。

その上で、いろんな人の整理術を読みあさったけど、結局「捨てる」に勝る整理術はない、というのが最近の結論だ。
かつて「断捨離」という言葉がはやり、いまは一般化しているくらいに、「捨てる」とう行為が持つ力は強い。

もちろん、ただ「捨てる」ことですべてがうまくいくわけでない。

「捨てる」ためにはそれ相応の準備が必要だからだ。
その準備こそが、「取捨選択」を繰り返すことでの「重要度の見極め」につながり、ひいいては「使えるものだけ残す」という整理術につながっていく。

間違っても、「思考を停止したまま」何でもかんでも捨ててはいけないのだ。

本著は、来たメールを片っ端から「削除する」という大胆な提案から始まる。
別にこれは「削除」である必要はない。
そのメールの案件を処理し、可能な限り「受信ボックス」から迅速に別のフォルダーに移すことが重要だ。

まぁ、普通ビジネスマンならそのあたりはすでにやっていることだと思うし、別に今更驚くようなスキルはない。
処理後のメールは自分がわかりやすいように管理すればいいし、別に削除しなくてはならない理由はない。
今のGmailの検索機能をもってすればなおさらさ。

今回ちょっと参考にしてみようとおもったのは、スケジュールの分類のほう。

いま、自分はスケジュールのカテゴリーを「project」で一元管理していた。
打合せや会議も、企画・提案や撮影台本などのコンテンツを考える時間も、書類作成も、すべてが「project」なのだ。

でも、実はこの3つの仕事はそれぞれ毛色が違う。
打合せ(営業活動含む)や会議は「人と会う」業務。
コンテンツを考える時間は「思考」の業務。
そして、書類作成はつくる(書く)ことで仕事をビジュアル化する「具現化」の業務なのだ。

この3つを別物として捉えることは非常に重要なことだと教えられた。
3つのバランスがうまくはまらないと、仕事はうまく回らない、というのもうなずける。

やたら会議や打合せが多い週は、なかなか実務がこなせず、無駄に仕事が溜まっていく。
実行に移すための「思考」と「具現化」ができていないから当然だ。

打合せ後は出来る限りすみやかに「思考」の時間を確保し、迅速に書類に落としこんで「具現化」することで仕事が周りはじめるわけだ。

このあたりはスケジュール管理の部分からさっそく取り組んでいきたい。

あとは昔からやろうやろうと思いながらできていないファイル名の整理、
そしてメールの件名の整理ってところか。

ファイル名は頭にprojectの簡易記号を打つか、日付にするかでまだ悩んでいる。

たとえば、仮にオフィス山田さん(仮)から採用募集のポスター制作の依頼が来た場合、こちらで制作して保存したファイル名をどうするか。

基本的にクライアントは自分で勝手に略称をつけて管理している。
オフィス山田さんならOFとでもするだろう。

ソフトバンクならSb
エーユーならau
ドコモならDcm

ってところだ。
ここは自分が理解していれば問題ないので、project番号をふって管理してもいいと思う。
そして、PC内検索を出来るだけ容易にするため、スケジュールにもファイル名にもメール件名にも必ずこの略称を付加するようにしている。

それを踏まえると、

1)OF_A3P_Recruit_150328

2)150328_OF_A3P_Recruit

どちらにもメリットがあっていまだに決めかねている部分がある。
1)の方がクライアントがすぐにわかる反面、日付がファイル名表示で省略される可能性が出る。
2)だと日付での管理は容易だけど、クライアントの瞬間判断は遅れてしまう。
そして何より、これらは初稿、再校、修正、調整、納品とどんどんバージョンが上がるので、そのつど記載情報が増えていく。

また、メールをするときの件名も、その後の検索を前提とすると一考の余地がある。

同様にオフィス山田さん(仮)に納品のメールをする場合

【OF】採用募集のポスターA3 納品

【納品】採用募集のポスターA3/OF

これもまだまだ悩ましい問題だ。

ビジネス効率化とは、本当に飽くなき追求。
実に面白い。

posted by Andy★ at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Reviews | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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